高校入試までの流れ

東京都 入試までの流れ・日程

こちらのページでは、東京都在住の方の、基本的な高校入試の流れについて紹介しています。更新時のデータ(2023/10/1)で、また、各校によって日程は異なりますので、受験の際には必ずご自身でご確認ください。

受験までの主な流れ・日程について

時期 主要な出来事
7月~8月 学校見学会
9月~11月 学校説明会
11月中旬 2学期末定期テスト
11月下旬~12月上旬 3者面談(中学・親子)内申発表
12月中旬 私立高校入試相談(中学校の先生が私立高校の抑えの確約を取る)
1月下旬(1/27.28頃) 都立推薦入試・私立単願推薦
2月中旬(2/10~) 私立一般入試(併願優遇入試)
2月下旬(2/22頃) 都立一般入試(前期)
3月上旬(3/11頃) 都立一般入試(後期)

受験までの流れの詳細について

  • 8月頃; 高校学校公開
  • 9月頃; 高校文化祭
  • 10月頃; 高校学校説明会・個別相談

※標準的な流れです。各校により日程は異なります。詳しくは各校のホームページ等をご覧下さい

11月

2学期末定期テストで内申が確定。(中3の1・2学期の成績を考慮して2学期の成績がつきます。)
この成績により、高校受験の際の調査書点が決まります。

※併願優遇(および単願推薦)を設けている学校の多くは、2学期の成績に基準を設けています。基準を満たしている場合、ほぼ合格が確約となる学校、入試得点に加点が与えられる学校があります。事前に高校の個別相談に参加することが条件となっている学校もあるので、併願優遇を考える場合、説明会・個別相談等に参加してください。

12月

12月の三者面談で、私立の推薦(単願・併願優遇)を考えている場合には、学校の先生に伝えなくてはいけません。よって、その前に学校の説明会などに参加して、どの学校があっているか決めておく必要があります。

1月

都立推薦入試は、調査書点と小論文や面接の得点によって合否が決まります。推薦入試の詳細に関しては、こちらの推薦入試の基礎知識のページをご覧ください。

私立単願推薦に関しては、一部の上位校を除き、ほとんどが落ちない入試です。面接・作文・適性検査などが実施されますが、特別な問題がなければ不合格になることはありません。※ただし学校によっては毎年のように不合格者の出ている学校もありますので、事前に調査しておきましょう。

2月

  • 私立一般入試は、多くの学校では、筆記試験(ほとんどの学校は数英国の3科)の点数・面接で合否が決まります。
  • 私立併願優遇は、上記の入試相談などを経た上で、2/10頃に筆記試験等を受ける必要があります。ほぼ確約の学校では、ほぼ不合格になりません。加点の与えられる学校では、不合格者が多数出る学校もあります。
  • 都立一般入試(前期)は、調査書点と筆記試験の得点の合計で合否が決まります。都立一般入試の詳細については、こちらの一般入試の基礎知識のページをご覧ください。

3月

・都立一般入試(後期)は、あらかじめ後期選抜を実施することが決まっている学校+前期選抜で定員に満たない場合に募集が行われます。近年は都立高校の人気が高く、前期選抜では、ほとんどの学校で定員以上の応募があり、後期選抜の募集はわずかです。

都立高校第一志望の場合の基本的な流れ

  1. 12月上旬の3者面談の頃までに、併願優遇の私立学校を決めます。(併願優遇を取る場合)
  2. 1月末の都立高校の推薦入試を受験するか決めます。
  3. 2月上旬に、私立高校を一般受験するか決めます。(都立高校との併願のみ認めている学校で併願優遇を取った場合には一般受験できません。)
  4. 2月下旬に、都立高校の一般入試(第1次募集)が行われます。
  5. 3月上旬に、都立高校の一般入試(第2次募集)が行われます。(募集は少ないので注意が必要です。)
  6. 3月上~下旬に、私立高校の2次募集が行われます。(募集は少ないので注意が必要です。私立の併願優遇をとった場合には基本的に受験出来ません)

※私立高校の抑えを併願優遇か一般受験でとり、都立高校の受験に臨むのが一般的です。